兵力を持たない院側では、強盗に押し込まれたも同然、清盛のなすがままを黙って見ているほかはなく、法皇は静賢法印を使者に立てて、「自分は以後、万機御口入(ごくちにゅう)アルベカラズ趣」 を伝達させた。つまり今日かぎり一切の政権は放棄し無条件降伏…
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