「火もとは、樋口富の小路とかや。舞人を宿せる仮屋より出で来たりけりなん。吹き迷う風に、とかく移りゆくほどに、扇をひろげたるごとく末広になりぬ。(中略)公卿の家十六焼けたり。ましてその外、数え知るに及ばず。すべて部のうち、三分の一に及べりと…
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