2020-05-21から1日間の記事一覧

木魚歳時記第4217話

右の組では幕をおろして見向きしないで、急に院がいつものごひいきと若という遊女を呼び出しにやった。この白拍子(しらびょうし)には、この日鼓を打たせてだけで、ほかのことをはおさせにならなかった。(佐藤春夫『極楽から来た』)874 大堂に黒如の僧や…