2014-02-15から1日間の記事一覧

木魚歳時記 第1883話

貧者の一灯 老婆が独りで住んでいました。或る時、その村にボサツさまがやって来られることになりました。そこで村のみんなは、ボサツさまが使われる灯明の油を寄進することを考えつきました。貧(まず)しい老婆もなけなしの銭(ぜに)をはたいてわずかな灯…