木魚歳時記

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木魚歳時記 第3554話

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「姉上、お元気で、新年あめでとう。今年も相変りませず・・」
 と、律義な観覚は他人行儀な一礼と新年のあいさつをすますと、いきなり、
「童子もめでたく十三歳を迎えました。元気ですとも。あれは姉上、容易ならぬお子ですよ。
(佐藤春夫『極楽から来た』)257

      歩いても歩いてもなほ枯野かな

 「ボクの細道]好きな俳句(1304) 柿本多映さん。「溺愛のやうにふらここゆすれゆすれ」(多映) さすが違います。「溺愛」(できあい)、つまり、幼子を抱くように、ブランコと自身が一体となる幸せ、女流俳人の表現方法はさすがです。比べるのはおこがましいですが。「ふらここや到達点はゆずれない」(木魚)の俳句は「頭」で考えた俳句です(汗)。