木魚歳時記

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木魚歳時記 第3551話

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 法蔵比丘はこの四十八の願望を満たす衆生のための浄土が開けないなら、わが身も仏にならないと願文にちかって、専ら衆生のために精進をつづけ、やがて菩薩に、ついには阿弥陀仏と成仏した。すなわちその念願の国は成就したわけである。
 極楽はこういう精進の末に成った報身浄土なのである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)254

      狐火や散骨青くひかりだす

 「ボクの細道]好きな俳句(1301) 柿本多映さん。「冬野ゆく真昼がみゆるところまで」(多映) 冬野といえば枯野のことです。草木が枯れて見通しがいいはずです。が、なぜか枯野には出口の見えない不安さがつきまといます。ですから、ともかく「真昼がみゆる」ところ、つまり、ひらけた見通しがつくところまで急ぎましょう。ということになるのでしょう。