木魚歳時記

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木魚歳時記 第3387話

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(三)漆時国の傷が癒(い)えにくいと聞いて心を悩ましたのは明石定明(あかしのさだあき)であった。
 定明は時国を切りつけはしたが、殺意のなかったことは、居館に火をかけようとした時、人々を押しとどめて許さなかった事実をわれわれも見ている。
(佐藤春夫『極楽から来た』)91

      炎天や近くて遠き解脱門

 「ボクの細道]好きな俳句(1136) 田中裕明さん。「白魚のいづくともなく苦かりき」(裕明) ボクは、白魚の目が気になり踊り食いはできません。そのようなことを17文字にすればこうした作品が生まれるのでしょう。そんな作者の気持ちを、さりげなく伝えようとするなら「苦かりき」の表現となるのでしょう。