「今日のことば」
人体の骨格については、視覚が鋭敏な方である。
何とも知れぬものの一段うごいた時、
余は、女と二人、風呂場の中に在ることを覚った。
(夏目漱石『草枕』)抄24
「ボクの細道」好きな俳句(1039) 星野立子さん。「父がつけしわが名立子や月を仰ぐ」(立子) 父とは、いうまでもなく大虚子のことです。ボくは、俳聖芭蕉さんは別として、正岡子規さん、大虚子さん、山口誓子さん、石田波郷さん、橋本多佳子さん、飯島晴子さん、星野立子さん、石田響子さんの俳句がとりわけ好きです。
改札を出るや目交冬の海
目交(まなかひ)