木魚歳時記

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木魚歳時記 第2948話

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 (学生ドータカの質問)師(ブッダ)は答えられた「ドータカよ。わたくしは世間におけるいかなる疑惑者をも解脱(げだつ)させ得ないであろう。ただそなたが最上の真理を知るならば、それによって、煩悩(ぼんのう)の激流を渡るであろう。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(707) 波多野爽波さん。「おでん煮えさまざまの顔通りけり」(爽波) 大阪の法善寺横丁を通り抜けたことがあります。狭い横丁に、おでん、串カツ、お好み焼きなどお店が軒をならべて独特の雰囲気をかもしていました。止まり木の連中も、それを見ながら通り過ぎる人たちも、それぞれ「何くわぬふり」をしながら、ただ、そのひとときだけが過ぎてゆくようでした。人生、縁あって「さまざまこと」と出会う。そんな思いがいたしました。

 「今日のことば」 
         はきだめに えんど豆咲き
         泥池から 蓮の花が育つ
         人皆に 美しき種子あり
         明日は何が咲くか 
        (安積得也)

            艶やかに石蕗の花散りぬるを 

                         石蕗(つはぶき)