木魚歳時記 第2194話

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 (ブログ筆者より)
 以上で(精励)の項目を終わります。次に、ラーフラ(釈尊の実子)と釈尊の対話(ラーフラ)にうつります。伝説によれば、釈尊が故郷カピラヴァトゥに戻られたとき、実子ラフーラに出家することを勧められ、戒律を授けられたと伝えられています。ラーフラは、生まれの良さと釈尊の実子であったがため、釈尊を軽視する傾向があったとも伝えられています。そこで、釈尊は、ラーフラを諭(さと)すために、二編の詩(序)その他を示されました。

 [ボクの細道] 「五・七・五」(4) あの愛らしい緋鯉の子(群れ)を俳句にしたい・・それからもがんばりましたがうまくゆきません。愛宕(おたぎ)の寒鯉は「五・七・五」のネライがすぐに湧きましたが、緋鯉の子たちは<感動>がいまだに残るにもかかわらずどうしても一句となりません。それが、季感のずれか? 対象が句材としてそぐわないのか? 作意が未消化なのか? あれだけの<感動>がどうして「五・七・五」とならないのか? 俳句とは面白いものだと思います。

        列島をじやらんじやらんと猛吹雪