木魚歳時記第4030話

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 清盛が福原に別荘を設けてのはその地の風光を愛したのも一原因に相違ないが、大輪田泊(おおわだのとまり・今の兵庫)が海隆の要衝であり、特に平家の地盤たる西国との連絡上、ここの築港や音戸の瀬戸の開鑿(かいさく)などに力をそそいだので、この事実をもって直ちに、彼の海外貿易の遠大な規模の一部とはいえまい。秀吉の大陸征伐と同様に、清盛の宋との盛大な貿易もまた彼の新文化建設の夢の一端であった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)699

        裸木のごつんごつんと仁王立    

 「ボクの細道]好きな俳句(1776) 有馬朗人さん。「初日頭上常に遥かに父への距離」(朗人) 近くて遠きは父子の仲なんて・・そんなことはないですよね! でもなぜか、息子の願いは、お母さん経由で父親に伝わるケースもあるようです。

 庭のなか9  分葱(わけぎ)・・・くせいなぁ! 大蒜(にんにく)・・・
        きっと、また石竹(せきちく)のやつだ。