木魚歳時記 第3674話 

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 東大寺の僧奝然(ちょうねん)は愛宕山頂に叡山に対抗する五台山(ごだいさん)のような道場を開こうと夢見て、その清涼寺のご本尊にとセンダンの釈迦如来瑞像をわざわざ宋から将来したものであった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)373

       冬夕焼ナムナムをがむお婆さん  婆(ばあ)

 「ボクの細道]好きな俳句(1425) 真鍋呉夫さん。「春あかつき醒めても動悸をさまらず」(呉夫) 「醒めても」とは、寝覚めのことでしょう。S氏のように深夜の怖い夢に「動悸をさまらず」ではないでしょう(笑)。さて、深海に、コブダイ(瘤鯛)という大型魚がいます。名のとおりオスは、ヒタイのところに大きなコブを持ちます。ところで、コブダイは、卵から幼魚の時期、そのすべてがメスだそうです。ところが成魚になるにつれ、でかい(強い)メスがオスに性転換をするそうです。そして、コブダイのハーレムをつくるそうです。ふむ。ところで、ヒト(男性)のすべてが乳房の痕跡を残すのは? なんでやろ(汗)。