(学生メッタグーの質問) 師(ブッダ)は答えられた「メッタグーよ。上と下と横と中央において、そなたが気づいてよく知っているものは、何であろうと、それらに対する喜びと偏執(へんしゅう)と識別とを除き去って、変化する生存状態のうちにとどまるな。」(スッタニパータ)
「ボクの細道]好きな俳句(698) 飯田龍太さん。「白梅のあと紅梅の深空かな」(『山の木』53歳) 他に「黒猫の子ぞろぞろと月夜かな」(53歳)などあります。俳人の福永耕二さんは、この頃の龍太さんについて「常に俳壇の期待を担ってきた作家が、いまその重縛から解き放され、人目のない山道を歩いているような自在さを感じる。」と評しておられます。
「今日のことば」
花 無心にして 蝶を招き
蝶 無心にして 花を尋ねる
(良寛禅師)