(序)師(ブッダ)はいわれた「かれ(バーヴァリ)は、偉人の特徴と伝説と語彙(ごい)と儀規(ぎき)とに達し、五百人(の弟子)に教授し、自分の教説の極致(ごくち)に通達している。」(スッタニパータ)
「ボクの細道]好きな俳句(662) 鷹羽狩行さん。「スケートの濡れ刃携へ人妻よ」(狩行) 鷹羽狩行さんは山口誓子さんお弟子さんでしたか? 作品の完成度に相通じるところが感じ取れます。美しい人妻に対するあこがれと、しかし、それ(気持ち)以上の深入りは危険という自制心。男なら誰でも抱く(であろう)この心のうごきを活写して見事であります。
「今日のことば」
雪のうちに
佛の御名を称うれば
積もれる罪ぞ
やがて消えぬる
(法然上人)
だまし絵のごとく妖しき帰り花