(序)尊(とおと)き師(ブッダ)はそのとき僧衆に敬(うやま)われ、獅子が林の中で吼(ほ)えるように比丘(びく)らに法を説いておられた。(スッタニパータ)
「ボクの細道]好きな俳句(657) 飴山 實さん。「白萩の走りの花の五六粒」(實) 「走りの花」とは、ちらほら咲きの萩のことでしょうか? それでなくとも萩の花は小さくて可憐です。女流の歌人・俳人たちがこぞって萩を詠われるのはわかります。しかし、ボクなど、気が魅かれるのは、せいぜい「乱れ萩」「こぼれ萩」くらいです。やはり盛りをすぎた「カンナの赤」の凄さに魅せられてしまいます。
「今日のことば」
本気なら
何をしたって
立派だからね。
(里見弴『多情仏心』)
冬の夜のそこからさきはわからない