(並ぶ応答―小編) ブッダは説く「自分の道を堅く保って論じているが、ここに他の何人を愚者とあると見ることができよう。他(の説)を、『愚かである』、『不浄の教えである』、と説くならば、かれはみずから確執(かくしつ)をもたらすであろう。」(スッタニパータ)
「ボクの細道]好きな俳句(534) 池田澄子さん。「百日紅町内にまたお葬式」(澄子) 百日紅(さるすべり)の咲く頃にお町内にお葬式が続きました・・さて、自宅葬が少なくなりました。ご不幸の回覧(町内)が回ることも少なくなりました。「香典拝辞」のことばが目につくようになりました。不幸時の<互助>の習慣は薄れてしまったのでしょうか? ご葬儀に参列して故人にまつわる思い出を交わす。そんな良き時代は過ぎ去ったのでしょうか?
幽霊の気配がしたり怖ろしき
注記:「幽霊」は現代俳句協会編『現代俳句歳時記』に「夏季」として掲載