木魚歳時記 第2372話

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  (ブログ筆者より)

 以上で(マーガ)の項を終わります。次に『スッタニパータ』は、尊き師(ブッダ)が王舎城の竹園林におられるとき、遍歴の行者であるサビアと交わされた問答(サビア)の項に移ります。

 [ボクの細道]好きな俳句(143) 阿波野青畝さん。「土用鰻店ぢゆう水を流しをり」(青畝) 鰻(うなぎ)をあつかうお店にかぎらず、鮮魚店では、ほんとうにタタキに水を流しっぱなしです。生もの(血)の匂いを消すためか、魚の鮮度を保つためか、お客の涼感をさそうためか、それはよくはわかりませんが、ねじり鉢巻にゴムの前垂れ、長靴姿の魚屋さんのご主人の「ヘイ、いらっしゃい、何にいたしやしょう」そんな威勢のいい掛け声まで聞こえてきそうな作品です。

         父の日に妻と子がゐて嫁がゐて