(ダンミカ) 師(ブッダ)は云う「それ故に、食物と住所と臥具(がぐ)と衣の塵(ちり)を洗い去るための水、これらのものに対して、修行者は執着して汚れることがない。蓮の葉に宿る水滴が汚されないようなものである。」(スッタニパータ)
[ボクの細道]好きな俳句(28) 日野草城さん。「うららかに妻のあくびや壬生念仏」(草城) どうかすると「座五」が動くかも? そんな失礼なことを思ってみたりもします。しかし、京都に親しんだ作者ならばこそ・・壬生狂言にあわせての妻の<あくび>であります。いかにものどかな春の情景が思い浮んできます。しょせん俳句は「自分史」です。自分だけの<思い>を臆することなく言いとめていいのでしょう。