（こよなき幸せ）「世俗のことがらに触れても、その人の心が動揺せず、憂いなく、汚（けがれ）を離れ、安穏（あんのん）であること、これがこよなき幸せである。」（スッタニパータ）
さて、手品を披露いたしましょう。一枚のカンカチがあります。このハンカチは一枚の「布」（社会）で出来ています。布の縦糸と横糸の重なりには無数の結び目（個）が出来ます。この結び目を摘まんで動かせばハンカチ（布）も動きます。ハンケチ（布）が動けば結び目も動きます。これが「縁起」（えんぎ）、つまり、共生（ともいき）の理法なのです。
ぐりぐりと腸うねる山頭火忌
腸（はらわた）
