木魚歳時記 第1534話

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吠える犬をけしかける

 いきり立っている犬は、飼い主でさえ押さえきれないほど吠え立てるのでどうしようもないものです。転じて、調子に乗って高ぶっている者や、本質のわからない単細胞をうまく利用して、為政者の都合のいいようにアジテーターに仕立てる下劣な策略家は居るものです。そうした策略家の下劣な行為を指して戒めたことわざです。国家レベルの重要案件を審議する会議場において、おおよそ大局と関係のない「アジ」に熱中する先生方などはさしずめこの「吠え犬」に類するのでしょう。さて「俳句は理屈で作ると賢い句になってしまってつまらない」。とありました。

     もういいかまだまだまだよ猫の恋