「縁日」(えんにち)といえば、ぼ氏神(うじがみ)さまのご縁日のことを思い出します。わた菓子とか、金魚すくいとか、リンゴ飴とか・・神社の両側に露天・屋台が出て、わくわくしたものです。
「せんせい、なんでにんげんだけ
おお金もちとかびんぼうがきまっとんか
おしえて」(『一年一組せんせいあのね』)
神仏と衆生(しゅじょう)とが「縁」(えん)を結ぶ日を、「有縁」(うえん)の日とか、「結縁」(けちえん)の日とか、「因縁日」(いんねんび)といいます。これが縮まったのが縁日(えんにち)です。天神さんとか、弘法さんとか、特定の寺社の縁日に参詣すると「功徳」(くどく)、ご「利益」(りやく)が生ずると教えられています。