木魚歳時記 第250話

f:id:mokugyo-sin:20131219132824j:plain

茶の花や 蜜盗人の ひとしきり

 そうであったかもしれません。こんなことが臆面もなくいえるのは、こんな場面が今は昔となったからです。

   「‘ありがとう‘という言葉が物の大切さを教えてくれる」(石川 洋)

 「風の子においでおいでとお茶の花」 これ散文?俳句になってない?そこで、お手本となるような名句を。「茶の花の新らし銀の雨が降る」(星野立子)

 凡人と達人の違いです。ところで、茶花にしがみつく御人は誰でしょうか?