木魚歳時記 第242話

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 やや寒や 和尚の意地も 小半時

 ぼくは何事にも興味を持つタイプですが、いまだかって長続きした覚えがありません。つまり、三日坊主です。俳句が2年半も続いたのは例外のケースです。


  「心配することが多いのは
   今をけんめいに生きていないからだ」(石川 洋)

 楊句について。「やや寒」「うそ寒」「朝寒」・・・どうしようかと考えましたが、かって「朝寒や皮一枚といふ不覚」の句を詠んだことを思いだし「やや寒」としました。句作も半分は意地みたいです。したがってこれからどうなることやら。