敵のありかさえも知らずに急ぎ軍を発したからめ手の大将義経は、二月二日、丹後の大江山付近で、平氏が福原に帰っているのを探知して攻撃の態勢に移り、二月五日の夜、摂津、丹波、播磨の国境にある三草山で、あたかも源氏の軍を迎えようと出勤していた維盛…
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