つづいて楽器をと主上が仰せ出され、関白が御笛こたか丸を箱の蓋に入れて天皇に奉り、左大臣が、琵琶、内大臣がソウの筝(こと)、中宮大夫が笙(しょう)などで伴奏し奉り、左中将知盛と雅賢とがつけ歌を歌った。高倉天皇は、おん笛の名手であらせた。この…
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