新院が讃岐から送ってよこされた血書ご直筆五部の大乗経さえ受けつけないで突き返したというのは、新院の不運をいたみ奉る世人の作り話で、決して後白河天皇の朝廷がした事実ではない。この経文は当時天皇のおん手から、よきに計らえとの勅とともに、元性法…
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