天皇はこの騒ぎの中にも御所に留まって居られた。内裏には大納言藤原経宗(つねむね)、検非違使(けびいし)別当藤原惟方(これかた)が天皇におつき申していて、経宗、惟方はともに信頼(のぶより)に同心の者であったから内裏は安泰であったからである。…
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