(五)保元(ほげん)元年の晩秋、法然は十五年前に自分の目の前で起こって今もまだありありと眼底に残るほどの忌まわしいでき事が、いまやもっと大仕掛けに、場所もあろうものを、都でもち上り、御所の一部が焼き打ちされたばかりか、その結果は三百四十年…
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