木魚歳時記

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木魚歳時記 第3525話

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「人を殺したりありませんね」
「そうさ、口あらそい一つないんだ。人々は長口舌(ちょうこうぜつ)といって無上の雄弁力をそなえ、また言論の自由もある国だが、人々はみな柔和な笑顔で暮らしている。自由と平和の国だからね。そんなところへ行って住みたくないか」
(佐藤春夫『極楽から来た』)228

      海猫に覗かれてゐる遊覧船

 「ボクの細道]好きな俳句(1276) 金子兜太さん。「霧の村石を投らば父母散らん」(兜太) 故郷の村は昔のようになんの変わりもありません。が、仮に、濃い霧の中に一石を投じたとしたら、父母の姿が現れるでしょうか? それはないでしょう。なぜなら、故郷の村(この世)離れてもういないのですから。ブログ作者も、この頃、父母の夢をときどき見ます。