木魚歳時記

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木魚歳時記 第3367話

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 ほんの少々深いかすり傷ぐらいに見えた長い傷口は容易に癒着せず、その手当をあやまったものか化膿し、日々に悪化して行った。
(佐藤春夫『極楽から来た』)72

     山姥も二つ食ひたる桜餅

 「ボクの細道]好きな俳句(1116) 飯田蛇笏さん。「冬山に僧も狩られし博奕かな」(蛇笏) お坊さんも人間ですから・・と、そんなことをいうつもりはありません。賭博(とばく)を正当化するつもりもありません。しかし、村人の暮らし(昔)の中に、今、宝クジを買うような射幸心の一端として賭博が存在し、賭博場に村の一員である寺の和尚も参加していた・・その状況はわかるような気がします。