こころはふるい立ち、思いつつましく、行いは清く、気をつけて行動し、みずから制し、法(のり)にしたがって生き、つとめ励む人は、名声が高まる。(ダンマパダ)
「ボクの細道]好きな俳句(816) 正木ゆう子さん。「流水にたましひ蒼むまで乗りぬ」(句集『夏至』) 心象作品が続きます。さきに、「やがてわが真中を通る雪解川」(ゆう子)をご紹介しました。いずれも、作者ご自身の心境を詠われた作品と読みました。しかし、掲句には、「雪解川」の作品の激しさよりも、やや達観した清廉さが感じられます。作者の年齢(作品の作られた年代)と関係があるのでしょうか?
「今日のことば」
生きづまりが多いのは
自分が裸になれないからだ
(石川 洋)