木魚歳時記

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木魚歳時記 第2039話

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(アーラヴァカはいう)「いまやわたくしは、どうして道の人すなわちバラモンどもに広く問う要がありましょうか。わたくしは今日(来世のためになること)を覚り得たのですから。」(スッタニパータ)

 さて「大乗仏教」を提唱する者とてブッダの跡を踏む者。すなわち、ブッダの教えを信奉する弟子たちに違いはありません。しかし、ブッダ滅後2~3百年が経過し、ブッダが直接に書き残された<説法>の記録が無いわけですから、弟子たちの間に「如是我聞」(にょぜがもん)、すなわち「われ是(かく)の如く聞けり。」で始まるように、さまざまな<口伝え>の内容に微妙な相違が生まれることもいたしかたがありません。

         天辺に登りつめたる暑さかな