木魚歳時記 第1568話

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逆鱗(げきりん)に触れる

 想像上の生きもである竜の胸には、逆さまに生えた一枚の鱗(うろこ)があります。そして、これに誤って触ようなものなら竜は怒り狂い、見境いもなく人を傷つけ殺めたりすると伝えられます。転じて、帝王の泣き所に触れて立腹させて処刑されたり、上司の弱点に触れて左遷をされてしまう。そのような意味に用いられることわざです。さて「俳句は、学べば学ぶほど遠ざかる思いがする」。とありました。

      変ねェと妻いふぼくの夏帽子