木魚歳時記 第1471話

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狐につままれる

 「いめへましい、けふはきつねにでもつままれはしねえか」(『続膝栗毛』)。狐は化けるときに鼻をつまむ仕草をするとか?どこかで読んだことがあります。どうしてそのような仕草をするのかわかりませんが?原因も経過もさっぱりとわからないときなどに「まるで狐にままれたようだ」と用います。

 さて「心象風景を喋らないで表出したい。喋れば底がわれてしまうので深さにつながらない」。とありました。

      抱いたよと男うそつく雪女