木魚歳時記

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木魚歳時記 第342話

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畑鋤て 宿るいのちの 自由席

 ほんとうは「耕して虫が一匹死にました」としたかった。でも、それでは俳句としておかしい?でも、、こんな口語体の「一行詩」みたいなものがぼくのアンソロジー(詩歌集)としてぴったりです。いずれはその方向へ・・・そんな予感がします。

    「生れ生れ生れ生れて生の始めに暗く、
       死に死に死んで死の終りに冥し」(空海)

 農夫が耕していると虫が一匹はい出してきました。すると間髪をいれず狙っていた鳥が来て、その虫をついばんで行ってしまいました。これを見ておられた王子シッダルタ(後の釈迦)は「出家」(しゅっけ)を決意された・・・と伝えられています。