2013-12-23から1日間の記事一覧

木魚歳時記 第438話

退院して三週間になります。昨日、お友達から「その後いかが?」と電話が入りました。(葉書の方が有難いのに・・・)なん考えました。そこで思いだしたのが『木魚閑話』の自戒のことば「つらいことが多いのは感謝をしらないからだ(石川洋)」でした。はい…

木魚歳時記 第437話

木魚さん、こんにちは。あたいは原野を縄張りにして、すこしおだに乗ると、猪突猛進して、世間のお役に立つことがあります。その点は重宝されていますのよ。ですからあたい、必死のパンチで木魚さん叩きをしますわよ。木魚さんフンドシを締め直して(いや、…

木魚歳時記 第436話

4 お早うございます。ネームの由来は、「午年生まれ」だから、50年来の(渾名)に私は満足しています。 「木魚HP」について素朴な質問です。ページが左右にありますね。縦横どちらから読むのか…順番は…と思案しました。「おうま」は、遊びすぎて木魚さん…

木魚歳時記 第435話

わたし、お仏壇にお花などあげますが、なんでこっちに正面を向けるんでしょうか?仏さまにお供えするのに.お供えが、拝んでいるわたしたちの方を向いているのはなぜですか?(おさる) いい質問です。仏さまやおご先祖さまにお花を供えるのですから、拝む方…

木魚歳時記 第434話

木魚さんは、どんな叩かれ方をしてほしいのですか?木魚て、叩く場所で音も違うし、叩いているうちに、お尻をずらせて逃げようとするし・・・なんか気に入らんことでもあるんやろか? (おさる) 「風鈴は風にまかせて音をだし」(おさる) おさるさん、鋭い…

木魚歳時記 第433話

さて、木魚について。 お寺の本堂にある、あの、木魚のことです。 お魚は昼夜ともに目覚めている(目をあけたままで眠る)と考えられたところから、修行僧の怠情・怠慢を戒める意味で用いられた・・・という説があります。わが国には、江戸時代に「黄檗宗」…

木魚歳時記 第432話

星月夜 甘くせつない 夜のチョコ 懐古趣味のしめくくりは「チョコレート」でした。さて、偶然の機会に恵まれて、バオバブ(アフリカ原産)の花(写真)にめぐりあいました。「一期一会」(いちごいちえ)の言葉のように出会いは偶然で、しかも、甘くせつない…

木魚歳時記 第431話

流れ星 二つかさなる 夜の道 流れ星よ・・・あなたも覧になって?そういって肩よせあう二人の影法師。ああ、そんな時代はどれほどか昔のことありましょうか。年齢ほど平等なものは他にないでありましょう。老いも若きも、貧乏人も金持ちも、無名人も有名人も…

木魚歳時記 第430話

寺つぐと 便りのありて 花木槿 木槿(むくげ)は、インド原産の花だそうです。菩提樹(ぼだいじゅ)、夾竹桃(きょうちくとう)もそうですが、インド原産の樹木・花の風情に強い印象を感じるのは、ぼくだけでありましょうか?ぼくの息子もお寺を継ぎにもどっ…

木魚歳時記 第429話

山畑川 そこに大きな 稲光 抽象的なスタイルが多い、ぼくの俳句の中では、めずらしく自然スケッチふうの、それもスケールの大きい俳句?ができたつもりです。これから、しばらく、こうした視点での俳句が詠めたらいいなあ・・・と思っています。それにしても…