木魚歳時記

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木魚歳時記 第3742話 

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「み位のことはお上の御意一つ、奉答はお許しを」
「いやそうではない。今は非常の場合、そちの言葉を大神宮のお告げとも聞こう。
是非に思いのままをはばからずに申せ」
と、退っ引きならぬ、勿体ない仰せにに忠通も今は辞退もならず、奉答した。
「四の宮はいかがでございましょうか」
法皇は頷(うなづ)いて、しばらくはお言葉もなく、小首をかしげていらせられた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)436

       神山の裏参道に杉菜の子  神山(こうやま)

 「ボクの細道]好きな俳句(1492) 安住 敦さん。「ランプ売るひとつランプを霧にともし」(敦) 中東あたりの石畳の回路を夜霧が包みます。毛氈(もうせん)に座り、ランプをならべ、、手元のランプにぽつりと火を灯す。彫の深いアラブ系の爺さんの横顔が浮かびます。さて、クマノミです。サンゴ礁(しょう)のイソギンチャクに群れるクマノミ(熱帯魚)は可愛らしい。ところが、群れの中の性別はメスだけ。そして、そして、メスの中の一番大きい(強い)メスがオスに転換して、群れの中の好きなメスを選んでつがいとなり子孫の繁栄に努めるようです(汗)。