木魚歳時記

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木魚歳時記 第3740話 

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 しかし新院では今度こそ是非重仁親王をと、そのためには新院自身再び位に即いてでもという強い態度が見えている。
 これには法皇も全く処置なしで再三忠通に詰問していた。法皇はご自身で決定の責任を避けたいのであろう。
(佐藤春夫『極楽から来た』)434

        春の宵ひとりで酒を飲んでゐる

「ボクの細道]好きな俳句(1490) 安住 敦さん。「でで虫や父の記憶はみな貧し」(敦) 「♪でんでん虫むしかたつむり」そんな童謡があるように、「でで虫」は蝸牛(かたつむり)の異称です。お馴染みの「殻」を背負い「なめくぢり」に比べるとなぜか愛嬌があります。ところで「おやじ」の記憶はなぜか乏しい! みなさまいかがでしょうか? さて、インドコブラ。インドコブラは南アジアに生息します。「おやじが笛吹きゃコブラが踊る」。あの図式はウソだそうです。なぜなら、コブラには(鼓膜が退化して)耳がありません。笛の音で踊ることは出来ないわけです。目の前の「おやじ」の動作に反応(踊る)よう「しつけ」てあるだけです。