木魚歳時記

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木魚歳時記 第3653話

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例えば往生の業(ごう)を語って、叡空が、
「観仏が第一」
「いや称名(しょうみょう)以外のものはございません」
「観仏のすぐれていることは先師良忍上人(りょうにんしょうにん)も申されたとおりだ」
「良忍上人とて真理そのものではありません。ただ先にお生まれというだけのことす」と、法然房がいい放ったので叡空は、
(佐藤春夫『極楽から来た』)354

       手袋をつけて老師の遊行せり

「ボクの細道]好きな俳句(1403) 上田五千石さん。「扇置く自力にかぎりありにけり」(五千石) 「扇」(おおぎ)は夏の季語です。「自力にかぎりありにけり」とは? 老齢などと深刻に考えることはありません。涼み台で将棋相手との接戦の結果、「いや、まいりました」と、手にした扇をたたんで目礼しながら水平に置いた。