(三)皇円が新入りの弟子たちに読むことをすすめた三大部というのは、天台大師智者(てんだいだいしちしゃ)ともいわれる智顗(ちぎ)<中国南北朝時代、438-597の人>の著述で、『妙法蓮華経玄義(もうほうれんげきょうげんぎ)』十巻『妙法蓮華経文句』十巻『摩訶止観(まかしかん)』十巻のことで、
(佐藤春夫『極楽から来た』)332
金婚の妻へ捧ぐ
湯豆腐や百年分のありがたう
「ブログ句集」おわり
「ボクの細道]好きな俳句(1382) 秋元不死男さん。「ひらひらと猫が乳呑む厄日かな」(不死男) 小猫が乳首を押しながら乳を飲むのは本能です。それを「ひらひら」と表記したところが秀逸です。ところで「厄日」(やくび)は季語として用いられていますから,二百十日(台風)を指すのでしょう。