木魚歳時記

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木魚歳時記 第3557話

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 と、観覚は息もつかずに一気にいう。大げさにほめそやかすので、その子の母は少してれた様子で、やっと一言、
「それもみなそなたのおしつけのおかげでしょう」
(佐藤春夫『極楽から来た』)260

      冬の夜に蠅が一匹死にました

 「ボクの細道]好きな俳句(1307) 木下夕爾さん。「夕焼のうつりあまれる植田かな」(夕爾) 田植えの始まる前、水を張った田圃に夕日があますところなく照り映えているのでしょう。「如来(にょらい)の救いのみ光は、十方世界を照らして、念仏する衆生を摂取(せっしゅ)して捨て給はず」の経文を思い浮かべています。