木魚歳時記

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木魚歳時記 第3146話

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 「今日のことば」
     (すると)
    凍(し)み雪しんしん、堅雪かん。
    と云ひながら、キシリキシリ雪をふんで
    白い狐の子が出て来ました。
     (宮沢賢治「雪渡り」)4

 「ボクの細道」好きな俳句(895)  鈴木六林男さん。「わが死後の乗換駅の潦」(六林男) 「潦」(にわたずみ)とは、(夕立などで)地上にできた水たまりのことです。夏の季語となるのでしょうか? (通勤の時に見かけた)乗り替え駅の、いつもの場所のいつもの「水たまり」は、定年後も、いや、自分の死後もおなじようにあるのだろうか? まことに「しんみり」とする作品です。

       片かげり犬が寝てゐるどうしやう