木魚歳時記

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木魚歳時記 第3143話

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 「今日のことば」
    堅雪かんこ、凍(し)み雪しんこ。
    四郎とかん子はとは小さな雪沓(くつ)をはいて
    キックキックキック、野原に出ました。
     (宮沢賢治「雪渡り」)1

 「ボクの細道」好きな俳句(892) 飯島晴子さん。「畔草に乗る蛇の重さかな」(晴子) 畦道から叢(くさむら)に消えようとする蛇。その蛇(くちなは)の重さで草がしなります。そして蛇が消えた後も、しばらくは草に残るなまぐさい匂いまで感じる作品です。飯島晴子さんの感性は非凡です。ボクは心象俳句の第一人者だと尊敬しています。

        八月を蹴り上げている赤ん坊