木魚歳時記

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木魚歳時記 第3050話

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 屋根をよく葺いてある家には雨が洩れ入ることが無いように、心をよく修養してあるならば、欲情の侵入することがない。(ダンマパダ)

 「ボクの細道]好きな俳句(806) 正木ゆう子さん。「むささびの腹ほたほたと駈けのぼる」(『静かな水』)ムササビはリス科で夜行性の小動物です。上下肢の間に飛膜が発達し、これをひろげ、夜、樹から樹へと滑空することで知られています。さて、「腹ほたほたと駈けのぼる」は、昼間、不用意に地上に落ちたムササビが、あわてて(飛膜をひろげる余裕もなく)皮膜をたたみ込んだ腹を「ほたほた」させながら樹上にかけ登る。その瞬間をとらえた作品です。

 「今日のことば」
         世界には、
         きみ以外には誰も歩むことのできない
         唯一の道がある。
         その道はどこに行き着くのか、
         と問うてはならない。
         ひたすら進め。
        (ニーチェ)

         僧院に白木蓮のさかりける