木魚歳時記 第3014話

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 (十六学生の質問の結語)「一つ一つの質問に対して、目ざめた人(ブッダ)が説かれたように、そのように実践する人は、此岸(しがん)から彼岸(ひがん)におもむくであろう。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(769) 日野草城さん。「けふよりの妻と泊るや宵の春」(草城) 草城さんの作品には「妻」を描いた作品が多いようです。わが「妻」を臆面もなく登場させ、しかも、読者に濃厚な場面を連想させる。例の「都ホテル」シリーズしかり。しかし、あれは、フィクションとの評がもっぱらのようです。でも、やはり、凡人にとって「妻」のことを記すなど面映ゆい!

 「今日のことば」
         逃げた者は
         もう一度戦える。
          (デモステネス)

          妻の尻ついしみじみと春の宵