(序)さらに享楽(きょうらく)の都市パーヴァーへ、ヴェーサーリへ、マガダの都市(王舎城)へ、またうるわしく楽しい(石の霊地)に達した。
「ボクの細道]好きな俳句(655) 豊田都峰先生。遺句集『林の唄』は、「夏帽を深く渚の風となる」(平成27年)「滴りに打たれ上手な草ひとつ」(平成27年)とつづきます。そして、最終「ががんぼよ向う岸までおれもゆく」(平成27年)をもって完結いたします。都峰先生の作品は「むつかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをさりげなく」であります。そしていつも、私たちの心を癒しつづけて不朽の作品となるでありましょう。合掌。
「今日のことば」
人はひとりであるとき
いちばん強い。
(吉田紘二郎『青い毒草』)
郭公は林の中が好きなのよ