木魚歳時記 第2760話

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 (並ぶ応答―小編) ブッダは説く「またもしも自分の見解によって清らかとなり、自分の見解によって、真理に達した人、聡明な人となるのであるならば、かれらのうちには知性のない者はだれもいないことになる。かれらの見解は(その点で)等しく完全である。」 (スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(522) 小笠原和夫さん。「鶏の目の少しずれたる暑さかな」(和夫) 油照りの続く頃ともなれば、木陰に逃げ込んだ鶏の目の位置(左右)も少し<ズレ>て見える! 鶏といえども(この暑さには)顔をしかめているのでしょうか? 擬人法(ではないか?)が巧みに生かされたユーモラスな作品です。しかし、生きものを擬人的に描くには、平素より、生きものを正確に観察していなければうまくゆきません。 

         サングラス美男B氏の打つて出る