木魚歳時記

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木魚歳時記 第2632話

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 (ブログ筆者より)
 以上で、(二種の観察)の項を終わります。これまで『スッタニパータ』で、「蛇の章」「小なる章」「大いなる章」と読んで来ました。次に『スッタニパータ』は、「八つの詩句の章」(欲望)の項に移ります。

 「ボクの細道]好きな俳句(396) 加藤楸邨さん。「冴えかへるもののひとつに夜の鼻」(楸邨) 芥川龍之介さんの『鼻』を思い出します。持って生まれた奇態(きたい)な鼻の持ち主、禅智内供(ぜんちないぐ)さんのことです。さて、冷え切った夜、眠りにつくことができずにふと触れた己(おのれ)の鼻の冷たくて大きいこと! この鼻は、一晩中、温まることがないのだろうか?  

         花虻や蒼い衣のヨハネかな 

                       虻(あぶ)