木魚歳時記

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木魚歳時記 第2312話

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 (つとめはげむこと) 「そこに美味が見つからなかったので、烏(悪魔)はそこから飛び去った。岩石に近づいたその烏のように、われら(悪魔)は、厭(あ)いて、ゴータマ・ブッダ(釈尊)を捨て去る。」(スッタニパータ)

 [ボクの細道]好きな俳句(84) 松本たかしさん。「山山と大空と居て鳥屋師老ゆ」(たかし) 「鳥屋師」(とやし)は「小鳥狩」(秋季)の派生季語です。鳥屋(とや)とは渡り鳥の道筋に小鳥網(カスミ)を仕掛け捉える鳥屋師(とやし)の寝泊りする小屋のことです。現在、野鳥を捕らえることは禁止され、したがって「小鳥狩」も「鳥屋師」も消え去った季語となりました。それはともかく、揚句は、山深い山中に孤高に暮らす鳥屋師を描いた作品として魅力的です。

          蜆汁うまいうまいと姥と尉 

                        尉(じょう)