木魚歳時記 第2278話

f:id:mokugyo-sin:20150319052804j:plain

 (出家)ブッダがみずからの住所に近づいたのを見て、諸々の使者はかれに近づいた。そうして一人の使者は(王舎城に)もどって王に(ブッダの住処について)報告した。(スッタニパータ)

 [ボクの細道]好きな俳句(50) 西田 誠さん。「子に未来てんとうむしに星七つ」(誠)天道虫(てんとうむし)は、赤地に黒紋(点)のあるもの。逆に、黒地に赤紋(点)のあるもの。また、その「点」の数もさまざまなようです。掲句は「七星天道虫」を見て、それをイメージして作られたものでしょう。それにしても、天道虫の飛つ立つ瞬間は、我が子の未来を思う親の気持ちとぴったりです。

          鱗茎のチチポポチチと黄水仙 

                         鱗茎(りんけい)